シュレディンガー方程式シュレディンガー方程式

シュレディンガー方程式シュレディンガー方程式 2体問題で,重心座標と相対座標(r1-r2)に変数分離したあとの相対運動のシュレーディンガー方程式は,私は片方の粒子からみたもう片方の粒子の運動を表していると思うのですが,参考書には重心座標系でみた運動とか書いてあります(同種粒子の散乱のところです。)。

 

1粒子系の散乱(散乱体に粒子があたる場合)でのエネルギー固有関数をφ(r)とすると,2粒子系の散乱でシュレーディンガー方程式を重心運動と相対運動にわけて,同種粒子の散乱で粒子を入れ替えると,φ(r)はφ(-r)(rはベクトル)になりますが,このrは粒子1の位置ベクトルr1から粒子2の位置ベクトルをひいたもの(r=r1-r2)なのにもかかわらず,参考書には重心座標系でrを-rにすればよいと書いてあるのです。

 

よろしくお願いします。確かに重心座標という言い回しにはボクも違和感を感じますね。相対座標ですもんね。いま重要なのは粒子の交換が波動関数の引数を符号反転させることになっているということですよね。そこが分かってるなら教科書の述語にこだわる事は本質的でないので、放置でいいのじゃないでしょうか。ですよね!!

ありがとうございます。ところで今日図書館で調べたのですが,メシアによると,やはり相対座標でいいらしいです。相対座標での断面積が重心系の断面積と一緒になるらしいです。